キューバのミゲル・ディアスカネル国家評議会議長が4日、専用機で平壌に到着。金正恩党委員長が李雪主(リ・ソルチュ)夫人らとともに空港で出迎えた。朝鮮中央通信が伝えた。

最大級の歓迎

両首脳は同日、百花園(ペッカウォン)迎賓館で会談。「それぞれ自国の実情に合う社会主義を建設するために闘っている両国の党と国家の活動における成果と経験を互いに通報してそれに全面的な支持と連帯を表明」し、「朝鮮労働党とキューバ共産党が共に関心を寄せる重大な問題と国際情勢についての意見が真しに交換され、全ての問題で見解を同じくした」という。

米トランプ政権はオバマ前大統領が進めたキューバとの関係改善を覆す姿勢を取っており、両首脳は対米外交を巡って意見と情報を交換したと見られる。

(参考記事:金正恩氏がキューバに対しては物凄く丁重である理由

両首脳はまた、「両国の偉大な領袖たちが革命的原則と同志的信義、社会主義の原則に基づいた特殊の友好関係の基盤をもたらして発展させてきたことと、新たな情勢と環境の中でも双方の共同の努力によって両国間の友好の歴史と伝統が変わることなく継がれ、いっそう強化されて発展していることについて高く評価し、今後も両党、両国間の戦略的かつ同志的な友好・協力関係をこんにちの新たな時代的要請に即していっそう拡大して強化していく両国の党と政府の確固不動の立場と意志を宣明した」という。

空港では金正恩夫妻や馬哲洙(マ・チョルス)駐キューバ大使とともに、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、朝鮮労働党の崔龍海(チェ・リョンヘ)副委員長、朴奉珠(パク・ポンジュ)内閣総理、李洙墉(リ・スヨン)と朴泰成(パク・テソン)の両党副委員長、李容浩(リ・ヨンホ)外相、平壌市党委員会の金能五(キム・ヌンオ)委員長、李龍男(リ・リョンナム)内閣副総理ら、党と政府の幹部が総出で出迎えた。

また金正恩夫妻は、ディアスカネル夫妻を宿舎の百花園迎賓館まで案内してパレード。沿道では市民や兵士らが出迎え、北朝鮮として最大限の歓迎ぶりを見せた。