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恵山の金正日専用駅が使われるのは年に1回程度。金正日氏は毎年、避暑の季節になると専用列車でこの駅にやって来て、車に乗り換えて「白頭山観光道路」という名の金正日氏専用道路を通って三池淵特閣に向かう。

ここを守るために護衛司令部所属の2個分隊が、警戒勤務をしている。警戒部隊以外にも、管理人たちが20人程度いる。彼らは食糧難が激しかった1990年代半ばにも、配給が与えられたほど、特別な身分である。

金正日氏が訪問する時には、周辺の交通の統制だけでなく、住民たちが動員されて、大々的な環境美化作業をする。金正日氏は国家の資源を、自らの専用駅を建設して破壊するのについやして、訪問のたびに住民を酷使する。

金正日専用駅は建設から運営に至るまで、首領絶対主義の弊害を見せてくれる典型だと言っても、過言ではないだろう。