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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1日、金正恩党委員長が東海岸に造成中の総合リゾート「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」の建設現場を視察したと伝えた。視察の日時は明らかにされていない。

(参考記事:金正恩氏が公開「7000人死亡」リゾートの現場写真

金正恩氏は現地を見て回り「建物と建物の芸術的相互性、互換性、連結性が円滑でなく、建物の高低配合が調和していない」「30階以上の旅館、ホテルをもっと追加配置することを予見すべき」などと不満を表明。

続けて「国の事情が依然として困難で不足がちだ」として、経済制裁下にある苦境を認めつつも「全てが困難で不足がちなこんにちのような時期に、元山葛麻海岸観光地区の建設のような膨大な創造大戦で連続的な成果を拡大していくのは敵対勢力に浴びせる命中砲火になる」と檄を飛ばした。

そのうえで「党の呼びかけに限りなく忠実である建設者大衆の底知れない力によって世界がもう一度驚き、羨む人民の文化休息場、人民の海洋公園が来年の10月10日を迎えてこれ見よがしに建設されるということを信じてやまない」として、来年の朝鮮労働党創立記念日までの完成を厳命した。

視察には崔龍海(チェ・リョンヘ)党副委員長、党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金勇帥(キム・ヨンス)の両副部長、国務委員会のキム・チャンソン部長と馬園春(マ・ウォンチュン)局長が同行した。