平壌で朝米間に和気あいあいとした談話が行われる時刻にさえ、米国では「圧力」が問題を解決する主な切り札であり、手に握ったこん棒を絶対に放してはならないという怒鳴り声が公然と響き出る有様である。
どの程度の周辺感覚でもあるべきである。
国際社会からは、米国がやり取り式の協商には関心がなく、ただ朝鮮が米国の圧力に頭を下げることだけを願っている、米国は非核化にのみあまりにも集中したあげく、はるかに深奥な発展を見られずにいるという非難が響き出ている。
鳥も二つの羽で飛んでいるのに米国は自分の羽は畳んで朝鮮にだけ飛べと言っている、与えるものなく受けることだけが好きな米国は世間知らずで、代償なしに施すことだけをする朝鮮こそ本当の大人だと嘲笑(ちょうしょう)している。
国連でも、ロシアは制裁が外交の代わりにならないとして、対朝鮮圧迫に強く反対しており、中国も力に頼るのは災難的結果を招くと警鐘を鳴らしている。
