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北朝鮮の金正恩党委員長が10日、近く開館するとされる三池淵(サムジヨン)管弦楽団劇場を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。

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同楽団は、今年2月に行われた韓国での芸術公演に際して編成された。9月に南北首脳会談が行われた際には、金正恩夫妻が韓国の文在寅大統領夫妻とともに公演を鑑賞しており、この間に北朝鮮を代表する芸術団として位置付けられたものと見られる。

同通信によると、劇場は平壌市内を流れる普通江(ポトンガン)のほとりに位置し、延べ床面積は3万6610平方メートル。「拡声装置を全く用いない1200余席の円形生演奏ホールと管弦楽団の創作家、芸能人の創作創造と公演活動、生活条件が申し分なく整った録音室、創作室、訓練室、扮装室、事務室、生活室などで構成されている」という。

金正恩氏は同劇場で楽団の演奏を聞き、「演奏ホールの音響が本当に良い、楽器の生の響きが変色なしにそのまま生かされる、響きが良いので管弦楽の演奏がきれいに繊細に聞こえ、情緒的で安らかな感じがする、楽団の品格も一段高めると述べて、建築音響分野で一大革新であり、成功した劇場である」として満足を表した。

視察には朝鮮労働党中央委員会の責任幹部である韓光相、趙甬元、権赫奉の各氏と国務委員会の活動家であるキム・チャンソン、馬園春の両氏が同行した。