北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は8日、建国70周年記念行事に参加するため訪朝した中国共産党の序列3位・栗戦書(りつ・せんしょ)政治局常務委員を団長とする中国党・政府代表団と会談した。朝鮮中央通信が伝えた。
また同日、朝鮮労働党中央委員会と北朝鮮政府は同日、同代表団のために歓迎宴を催した。
歓迎宴には北朝鮮側から金永南氏と李洙墉(リ・スヨン)党副委員長、劉明善(リュ・ミョンソン)党副部長、李吉聖(リ・ギルソン)外務次官らが参加。演説した金永南氏は「中国党・政府代表団の今回の訪問は、朝中両国人民間の親善と団結の示威になる」と述べた。
また栗戦書氏は、「習近平総書記同志と中国共産党中央委員会を代表して金正恩委員長同志と朝鮮労働党中央委員会に熱烈な祝賀を贈る」としながら、「伝統的な中朝親善関係を立派に守護し、立派に固め、立派に発展させていく」と強調した。
なお、8日の代表団到着時、崔龍海(チェ・リョンヘ)、李洙墉の各党副委員長、金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長、金成男(キム・ソンナム)党第1副部長、李吉聖外務次官らが出迎えた。