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報告書は、羅先市先鋒地区の元汀洞で現地調査を行う過程に、ここに設置された日本軍「慰安所」の存在を確認したことについて指摘した。

1930年代の中葉または後半期に建てられたと見られる「慰安所」の建物は、高い垣を巡らした一階建ての煉瓦造りの家で村の中心の小高い所にあった。

「慰安所」には17歳~20歳程度の南方の娘らが連れてこられていたし、彼女らはほとんど監禁状態にあった。

ナカムラさんは、同所の女性に対する性病検査のために日本軍軍医がよく訪れていたことについても証言した。

現地調査結果、ナカムラさんが記憶している建物と現地住民が話している建物が同じ「慰安所」であることが実証された。

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報告書によると、元汀洞「慰安所」は当時、慶興郡に駐屯していた羅南第19師団所属慶興国境守備隊と憲兵隊の専用「慰安所」に建てられて、中国東北地方で活動する抗日遊撃隊に対する「討伐」に動員された日本軍、そして大陸に進出するために同所を通過する日本軍に奉仕した軍専用の「慰安所」であった。

元汀洞の「慰安所」が軍専用であったことは、同所の住民の構成を見ても分かる。

同所の大多数は経済的土台が微弱な小作農であり、そのほかに憲兵隊と守備隊が駐屯していただけである。

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一日に三食の飯もろくに食べられない農民を相手に、商業的売春を目的とする遊郭が設置されたとはとうてい考えられないのである。