同通信の報道全文は次のとおり。
朝鮮外相がARF閣僚会議で演説
【平壌8月5日発朝鮮中央通信】朝鮮の李容浩外相が、シンガポールで行われたASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議で4日、演説した。
李外相は、シンガポールで朝米関係史上、初めて行われた首脳の対面と会談はアジア太平洋地域の情勢発展に最も深遠かつ肯定的な影響を及ぼした重大出来事であると明らかにした。
また、長い敵対関係にある国家間にも互いに信頼を醸成すれば対話と協商で地域と世界の平和と安全保障問題を解決していくことができるということを示したところに、シンガポール首脳対面が持つ大きな国際的意義があると述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面そして、自主権尊重、平等、互恵の原則に基づいて地域の全ての国と友好・協力関係を積極的に発展させ、ARFの信頼醸成と予防外交実現のための共同の努力に寄与し続けようとする朝鮮の立場には変わりがないとし、次のように続けた。
朝鮮半島に形成された平和と安定の新しい気流は、アジア太平洋地域全般情勢の安定的かつ建設的な発展のために地域の全ての国が共同の努力で積極的に関心を寄せ、大事にして強固にすべき貴重な芽である。