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変化した情勢の流れはものともせず、誰それによる「脅威」を執ように浮き彫りにさせる日本の行為は、外部からの「脅威」を切実に必要としているということを如実に示している。

今、安倍政権は極右的な政策と不正腐敗、自然災害対策不十分などによって深刻な統治危機を経ており、対外的にも複数の経済実体との貿易摩擦と外交的疎外論難などに巻き込まれている。

このような要因によって安倍政権が狙う軍国主義野望の実現は深刻な阻害を受けており、それからの活路を「北朝鮮脅威」論から見出そうとしている。

かつて、朝鮮半島の情勢悪化で利益をどっさりむさぼった日本が、緊張緩和と平和へ向きを変えた現情勢の下でも、その質の悪い癖を捨てられずにいるのである。