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北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は29日、日本が北朝鮮に対する「強制的で予告のない核査察」を主張しているとして非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

(参考記事:「日本のサムライ妄動に千倍の復讐」北朝鮮メディア

論評は「日本がせん越にいわゆる『強制査察』を主張しているのは、朝鮮半島情勢の流れから押し出された哀れな境遇を免れ、自分らの『存在感』を誇示してみようとする愚かな妄想の発露である」と非難。

また、「実際に強制査察を受けるべき対象はまさに、日本自身である」としながら、「日本は、決心さえすれば直ちにでも数千個の核兵器を作れる能力を備えたばかりか、核兵器の製造に必要なプルトニウムを大量保有して機会だけをうかがっている」と決めつけた。