放送は麻薬及び偽造ドルに対する国際社会の統制が強化され、北朝鮮の麻薬取り引きが打撃を受けるようになったと説明し、これにより中朝間の密売が増えていると指摘した。これ以外に、北朝鮮国内で麻薬中毒者が増えていると説明した。
映像には北朝鮮の麻薬密売商たちが麻薬を吸っている場面と、彼らが密売の現状に関して話す内容もおさめられている。阿片を生産する工場で、湿度を管理した勤労者も登場した。勤労者たちが中間で阿片をくすねて、供給の役目を果たすと推測される。
集まった3、4人の人々は、取り引きをする前に直接麻薬を吸いこんで、品物の状態を確認していた。男の子一人が部屋の中に入って来たが、彼らはそのまま麻薬を吸っていた。
映像では販売役と思われる女性が慣れた手さばきで麻薬の吸入をてほどきしている。
この女性は”（麻薬吸入が）常習になった。拘留場にいる時が一番大変だ。吸うことができなければ鼻水が出て頭がくらくらする”と、麻薬中毒の現象を語った。
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、”中央から末端まで、国中に広がっているようだ”と、北朝鮮全域に麻薬中毒が広がっていることを示唆した。