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現実は、われわれをして南朝鮮当局の思惟の基礎、発言の論拠、行動の保証である「韓半島運転者論」に対して再照明し、その実体を解剖してみる必要を感じるようにしている。

新年の元旦、意義深い今年を民族史に特記すべき画期的な年、偉大な転換の年になるようにしようという天が賜った偉人のアピールが天下を震撼させたのに続き、平昌を揺り動かした統一使節団、平和使節団の高らかな統一喊声と、29日間に2回にわたって行われた歴史的な北南首脳の対面と会談によってこの地に自主統一と平和・繁栄の新時代が開かれ、高位級会談と部門別会談、開城工業地区と金剛山で行われる全ての事業が果たしていかにもたらされたのか。

シンガポールで朝米首脳の対面と会談が行われた歴史的な瞬間は、朝米敵対関係を一時に払拭させ、もう一つの新しい時代、朝米協力の時代が開かれる法外な破格をもたらした。

この厳然たる現実は、南朝鮮当局が「韓半島運転者論」を持ち出したこと自体がどんなに不正常であるのかを白日のもとにさらけ出している。

南朝鮮当局は、われわれとの対話テーブルに対座して口先では板門店(パンムンジョン)宣言の履行を唱えているが、米国宗主の顔色だけをうかがって北南関係の根本的な改善のための何の実践的措置も講じておらず、それによって北南間に解決すべき重大な問題が口を切ったまま無期限漂流している。

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南朝鮮がこっちにへつらえばあっちが反発し、あっちに屈従すればこっちがかんぬきを差す悪循環の中で運転者どころか、助手役もろくにできないというのは、過ぎ去った歴史を通じて知って余りあるあまりにも明白な理である。