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北朝鮮と韓国の軍当局をつなぐ黄海地区の通信線が16日までに完全復旧した。韓国国防省が17日に報道資料を通じて発表した。

(参考記事:北朝鮮の「酔っ払い」が引き起こす戦争の危機

同地区の通信線は今年1月に再開されていたが、音声通話のみが可能な状態だった。今回の完全復旧で、銅線ケーブルと光ケーブルを使った通話とファクスの送受信が可能となった。

同省は報道全文で、「南北首脳が合意した板門店宣言履行の一環として黄海地区の軍通信線が完全復旧し正常化したことは、南北間の軍事的な緊張緩和と信頼醸成に実質的に寄与する」と期待を示した。

山火事により焼失した東海地区の軍通信線に関しては、南北間で実務協議を行い、早期の完全復旧を目指すという。