サッカーW杯の開幕式に出席するためロシアを訪問した北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は14日、クレムリンを訪れ、ロシアのプーチン大統領に金正恩党委員長の親書を手渡した。朝鮮中央通信が16日付で伝えた。
同通信によれば、プーチン氏は金永南氏に対し、「朝鮮半島で緊張緩和の過程が始まり、平和の展望が開かれるようになったことをうれしく思うと共に、高く評価する」と述べた。
さらに、「ロシアは今後も、朝鮮半島問題の平和的解決のために積極的に努力するとし、両国間の経済協力を発展させていく立場を表明した」という。