北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は6日、日本が「海外再侵略で活路を開こうとしている」と非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、日本政府が5月、領域警備や離島防衛など安全保障重視を前面に出した「海洋基本計画」を決定したことと、国連南スーダン派遣団(UNMISS)司令部への自衛官4人の派遣を来年5月末まで1年延長すると決めたことに言及。
「『自衛隊』を戦略的要衝ごとに集中配備して置き、時が来たら海外侵略戦争の遂行へ駆り出そうとするのが日本の反動層の打算」であると決めつけた。
(参考記事:北朝鮮、安倍政権を警戒「軍事大国化に狂奔」)