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韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相は22日、北朝鮮が23~25日の間に行うとしている豊渓里(プンゲリ)の核実験場廃棄を巡り、韓国記者団を受け入れなかったことに対して遺憾の意を表明した。

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北朝鮮が招待した米国、英国、ロシア、中国の記者団は同日、中国の北京首都国際空港から北朝鮮の東海岸にある元山(ウォンサン)行きの専用機に搭乗した。

しかし、北朝鮮が上記4カ国とともに取材に招待するとしていた韓国記者団は、21日に北京入りしたものの、北朝鮮大使館から査証(ビザ)の発給を受けられなかった。米韓合同軍事演習に反発して南北高位級会談の延期を通告するなど、北朝鮮側の態度硬化の表れのひとつだ。

趙氏はまた、「南北間の全ての合意を必ず履行することにより過去の対決と反目を終わらせ、和解と平和繁栄の新たな時代へ進もうというのが南北首脳が合意した『板門店宣言』の趣旨であるという点を、改めて強調する」と述べた。