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北朝鮮赤十字会中央委員会のスポークスマンは19日、集団脱北した北朝鮮レストラン従業員らの送還を韓国政府に求めるとともに、受け入れられない場合は南北首脳会談で発表された「板門店宣言」による南北離散家族の再会事業を拒否する姿勢を示唆した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

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スポークスマンは、韓国のJTBCが放映した特集により「2016年4月に起こった『北の従業員の集団脱北事件』が朴槿恵逆賊一味がつくり上げた謀略劇であり、わが女性公民らはかいらい情報院によって強制的に誘引、拉致された」ことが暴露されたと指摘。

続けて「極悪な反人倫的犯罪行為であるかいらい保守一味の集団誘引・拉致事件をいかに処理するかということが、板門店宣言に反映された北南間の人道的問題の解決展望を決定するのに大きな影響を及ぼす」と述べた。

その上で、「(韓国は)わが女性公民らを直ちに家族の元へ送還することによって、北南関係改善の意志を示さなければならない」と改めて求めた。