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朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

民族自主の原則から脱線してはならない 朝鮮中央通信社論評

【平壌5月9日発朝鮮中央通信】歴史的な4・27板門店特大出来事によって三千里の国土に祖国統一の熱望が激しく波打っている。

北・南・海外の全民族はこの驚異的な現実が真の平和と統一へつながることを切々と願ってやまない。

国際社会も、朝鮮民族同士の理念、民族自主の原則を核としており、全民族の意思と念願に合い、朝鮮半島の平和と統一を願う進歩的人類の志向に合致する最も現実的かつ合理的な4・27宣言が採択されたことに一様な支持、歓迎の意思を表明している。

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自主統一偉業実現の転換的局面を開いた民族史的出来事が到来することができたのは、なんらかの他の要因によってではなく、分裂と対決を一日も早く終息させ、民族の和解と平和・繁栄の新たな時代を果敢に開いていこうとする北南首脳たちの確固たる意志と共同の努力によってもたらされた貴重な結実である。

にもかかわらず、今、南朝鮮の一部で「制裁・圧迫の効果」だの、「トランプの支持のおかげ」だの、「周辺諸国の支持の結果」だのというたわごとが出ているのは、北と南が板門店宣言で確認したわが民族の運命はわれわれ自ら決定するという民族自主の原則に甚しく反する行為である。

板門店宣言が誕生したそれほど重大な出来事が外部のなんらかの支持によるものだという論理は実に荒唐無稽(こうとうむけい)なものである。

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今、世界はいつ戦争が起こるかも知れない一触即発の超緊張局面に瀕していた朝鮮半島にどのようになって北と南が力を合わせてこんにちのような激動的な現実を広げたのかを直視している。