北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、論評の中で米国に対し「無礼に振る舞う前にわれわれの重大措置にこもっている深い意味を正しく読み取り、国の運命と前途について熟考すべき」と強調した。早期の制裁緩和を求めているようにも読める内容だ。

論評では「4月総会では朝鮮が(中略)核なき世界の建設に寄与するために積極的に努力していくということを厳かに闡明(せんめい)した」としながら、朝鮮労働党の並進路線の偉大な勝利の宣言」が世界で支持され、歓迎されているとした。

これは4月20日の朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会で、「経済建設と核戦力建設との並進路線」から「社会主義経済建設に総力を集中」することへと路線を再設定し、同時に核と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験中止を明かした事実を指す。

論評はさらに、北朝鮮が「朝鮮半島が70余年間持続した冷戦体制から脱するための基礎を築いておいた」という自国に対する「世界の評価」を紹介し、一方で米国は「『制裁・圧迫』などという妄言を引き続き吐いている」と指摘した。

その上で、「朝鮮が画期的な出来事的措置を講じたのだから当然、この機会を逃さず情勢発展のために当たり前の誠意を示すことで呼応すべき」という「世界世論の声」を紹介しながら、自身の主張に替えた。