ハンナラ党のキム・ソンドン議員は19日、北朝鮮が今年5月に核実験を行ったと主張した。

国会教育科学委員会所属のキム議員はこの日、大田(テジョン)で開かれた教育科学技術部の国政監査で報道資料を発表し「5月15日に検出された4.09放射性キセノン(Xe) 同位元素の濃度比は、明確な北朝鮮による核実験の証拠」と明らかにした。

「5月15日当時、江原道巨津の韓国原子力安全技術院(KINS)の『SAUNA(核種探知装備)』が「キセノン-135」は10.01 mBq/立方mを検出、検査開始以来最も高い数値が検出され、「キセノン-133」も2.45 mBq/立方mも検出され、濃度比が4.085と分析された」と明らかにした。

「放射性キセノン同位元素の濃度比」は、半減期が5日の「キセノン-133」と、半減期が9時間の「キセノン-135」の割合と濃度比、気流分析等で「核分裂」の生成起源を推定することができる。

同議員は「2007年の巨津測定所の設置後、濃度比は0〜0.55だったが、5月15日02:07分にだけ4.085に上昇した」と指摘した。

この当時、韓国政府はキセノン過多検出に対する最終発表で「放射性キセノンは原子力発電所、医療用、再処理施設などからも排出されるため、核実験の可否を判断する際に妨げになる。この1つの事実だけで、北朝鮮の核実験の可否を正確に判断することはできない」と明らかにした。

同議員は「キセノンは核分裂時にだけ発生する放射性元素で、当時の風向き、気流から北側から来た事だけは確実。北側に原子力発電所、医療用核施設、再処理施設がない事実から、明白な北側の核実験結果だ」と説明した。

また、北朝鮮の核実験に対する最も重要な判断根拠に「人工地震の感知」と「キセノン検出」を挙げ、「当時、人工地震が核実験レベルで測定されなかったとし、明白に検出されたキセノンを無視した」と指摘した。

「地震が人工的か自然的か、衝撃吸収施設の精度によって測定結果が変わるが、核分裂によってのみ発生するキセノンが検出された状況にもかかわらず、地震を感知出来なかったという理由で核実験がなかったと結論付けるのは、辻褄が会わない」と反論した。

「追加的に核種探知装備3機を購入し、東部に2機、西部に2機設置し、交差分析をする必要がある。重要な対北情報を収集する目的の達成に向け、核種探知人材を組織・育成しなければならない」と提案した。