中国共産党の宋濤対外連絡部長が引率する中国芸術団200人余りが13日、北朝鮮の平壌に到着した。朝鮮中央通信が伝えた。
空港では、朝鮮労働党の李洙墉(リ・スヨン)副委員長と、金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長らが一行を出迎えた。
また、金与正氏は芸術団の宿舎を訪問。「兄弟の中国人民の芸術使節が平壌滞在期間、少しも不便がないように最大の誠心を尽くす」と述べたという。
続いて行われた党中央委員会国際部主催の歓迎宴には、李洙墉氏と李昌根(リ・チャングン)党副部長らが参加。李洙墉氏は「朝鮮労働党委員長の歴史的な初の中国訪問によって朝中友好関係が新たな高い段階に入った時期に中国の名声が高い大規模芸術団が訪朝したのは、朝中友好を新時代の要求に即して継承し、発展させ、両国の文化交流の礎石をさらに固めるうえで深い意義を持つ」として、先月の金正恩氏訪中をきっかけとした両国関係改善をアピールした。
宋濤氏も「中国芸術団の今回の訪問が両党の最高指導者が成し遂げた重要な合意を履行し、中朝友好関係の発展を促す第一歩となり、中朝間の有意義な文化芸術活動にもなる」と応じた。
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