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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は12日、国連安全保障理事会の対北制裁措置に韓国が支持を表明したことを非難する論評を配信した。

国連安保理の北朝鮮制裁委員会は3月30日、新たな制裁対象に、制裁逃れの密輸などに関わった計49の団体や船舶、個人を追加することを全会一致で決めた。

同通信は、これを受けて韓国が「先頭に立って『支持』を表した」と指摘。「南朝鮮当局者らが機会あるたびに、朝鮮半島の平和と安定が貴重で、北南関係を改善すべきであるとよく唱えながらも、外に出て行動を異にするのは彼らの言動が一致しないということを示している」と主張した。

そのうえで、「南朝鮮当局が米国の対朝鮮敵視政策に追従しながら民族の要求と志向に逆行する道に進むなら、以前の反逆一味の轍をそのまま踏む結果を招くことになるだろう」として、北朝鮮と韓国が激しく対立した李明博・朴槿恵両政権時代への情勢の回帰を示唆し、揺さぶりをかけた。