北朝鮮の朝鮮人強制連行被害者・遺族協会のスポークスマンは1日、大日本帝国が第2次世界大戦中に国家総動員法を公布してから同日で80年になったのに際し、「過去清算は日本の法律的、道徳的義務、歴史的課題である」とする談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は、「日帝が数多くの朝鮮人を侵略戦争の弾除けに、強制労働と恥辱の性奴隷として連れていって苦痛と死を強要した非人間的蛮行は、人類史にその類のない天人共に激怒する特大型の人権蹂躙(じゅうりん)犯罪として絶対に許されない」と主張した。

また、「看過できないのは、強制連行被害者とその子孫である在日朝鮮公民の民主主義的民族権利と生存権をひどく侵害していることだ」と指摘。そのうえで「日本当局は時代錯誤の対朝鮮敵視政策と在日朝鮮人に対するあらゆる人権蹂躙策動を直ちに中止し、一日も早くわれわれの過去の被害者と遺族に徹底的に謝罪し、賠償すべきだ」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人強制連行被害者・遺族協会の代弁人 過去清算は日本の法律的、道徳的義務、歴史的課題である

【平壌4月1日発朝鮮中央通信】朝鮮人強制連行被害者・遺族協会のスポークスマンは、日帝が犯罪的な「国家総動員法」を作り上げて公布した時から80年になったことで1日、談話を発表した。

スポークスマンは、海外侵略野望に浮ついた日本の反動支配層が戦争の拡大に必要な人的・物的資源を充当するために1938年4月1日、ファッショ的な「国家総動員法」を公布して朝鮮人民を過酷に弾圧したことに言及した。

日帝が数多くの朝鮮人を侵略戦争の弾除けに、強制労働と恥辱の性奴隷として連れていって苦痛と死を強要した非人間的蛮行は、人類史にその類のない天人共に激怒する特大型の人権蹂躙(じゅうりん)犯罪として絶対に許されないと明らかにした。

にもかかわらず、日本当局と右翼反動層は朝鮮人を強制連行した事実はなかったし、それが当時としては「合法的」であったという破廉恥な詭弁(きべん)を並べ立てて美化粉飾とわい曲ねつ造で一貫した歴史教科書を教育現場に押し付けていると糾弾した。

それだけでなく、最大の被害国である朝鮮に対して悪意に満ちて謗ったあげく、国際舞台でまで制裁と圧力を先頭に立って唱えており、米国の無謀な反朝鮮軍事演習に積極的に加担しながら朝鮮半島に対する再侵略企図を露骨にさらけ出していると糾弾した。

看過できないのは、強制連行被害者とその子孫である在日朝鮮公民の民主主義的民族権利と生存権をひどく侵害していることだと述べた。

日本反動層の悪らつな反朝鮮、反総聯(朝鮮総聯)策動の裏面には、過去清算を回避している自分らに対する国際社会の激しい非難と糾弾の矛先をよそにそらし、ひいては血塗られた過去を永遠に葬り、軍事大国化を促して「大東亜共栄圏」の昔の夢を実現してみようとする不純な目的が敷かれていると暴いた。

スポークスマンは、過去清算は日本の法律的、道徳的義務、歴史的課題であるとし、日本当局は時代錯誤の対朝鮮敵視政策と在日朝鮮人に対するあらゆる人権蹂躙策動を直ちに中止し、一日も早くわれわれの過去の被害者と遺族に徹底的に謝罪し、賠償すべきだと強調した。---

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