北朝鮮国営の朝鮮中央通信は26日、日本に対し「人権について論じる資格も名分もない特等人権犯罪国である」と強く非難する論評を配信した。

これは、北朝鮮が韓国や米国などと関係を改善する際にアキレス腱となる、北朝鮮国内での人権侵害に対する批判をかわす目的がある。

論評では、先日スイス・ジュネーブで行われた国連人権理事会で、日本の現地代表部副代表が「北朝鮮が人権を無視し、引き続き核とミサイルを開発していると言いふらした」と指摘、「われわれを謀略にかける『決議案』の提出についてうんぬんした」と怒りをぶつけた。

同理事会で23日に採択された北朝鮮人権決議案は、日本とEU(欧州連合)が共同提出したものだった。

論評ではまた、やはり先日行われた国連女性の地位に関する委員会で、日本が「20万人の性奴隷の数字は根拠がないものである」、「日本は第2次世界大戦後、世界の平和と安全に寄与した」と発言した内容が「妄言だ」と切り捨てた。

一方で、現在の日本の人権の実情を「惨憺たるもの」と表現。「変態的な性的快楽を追求して、東京の都心で世界にない高齢者遊郭まで運営」し、「東京都内の70%の市区町村の保育院(保育園)で、子どもの声を騒音に見立てている」状況を例に挙げた。

その上で、日本を「過去から現在に至るまで、上から下まで社会全体が丸ごと反人権犯罪によって腐り切った戦犯国家」と断じ、「『人権』についてせん越にうんぬんするほど、それは天に唾す行為にしかならないということをはっきり認識すべきである」となどと主張している。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

自分の人権囚衣から脱げ 朝鮮中央通信社論評

【平壌3月26日発朝鮮中央通信】最近、日本が対朝鮮人権謀略騒動にいっそうヒステリックに執着している。

スイスのジュネーブで行われた国連人権理事会第37回会議で現地の日本代表部副代表は、「北朝鮮が人権を無視し、引き続き核とミサイルを開発している」と言いふらして、われわれを謀略にかける「決議案」の提出についてうんぬんした。

国連女性の地位に関する委員会第62回会議でも、日本は「20万人の性奴隷の数字は根拠がないものである」「日本は第2次世界大戦後、世界の平和と安全に寄与した」という妄言を吐いた。

日本の鉄面皮さと道徳的低劣さの発露だと言わざるを得ない。

もともと、日本は人権について論じる資格も名分もない特等人権犯罪国である。

20世紀に、覇権の野望に浮ついてアジア諸国を侵略し、人類戦争史にかつてない特大型の反人倫的犯罪を働いた。

朝鮮でだけでも、100余万人に及ぶ無この人々を野獣のように虐殺し、数百万人にのぼる青壮年を死の苦役場と戦場に駆り出したし、20万人に及ぶ女性を日本軍性奴隷に転落させた。

これについて認めて謝罪、賠償する代わりに、日本の政府官僚らはもちろん、幼い女生徒らまで、「慰安婦」問題はお金を目当てに自発的にした売春行為である、日本軍の性奴隷になったことを光栄に思わなければならない、などの妄言をはばかることなく吐いている。

日本の現人権実状は、もっと惨憺たるものである。

自分らの変態的な性的快楽を追求して東京の都心で世界にない高齢者遊郭まで運営しながら若い男性を相手にしている国がまさに、日本である。

はては、東京都内の70%に該当する42の市、区、町、村の保育院では、子どもの声を騷音に見なしたあげく、それを法律的に正当化している状況である。

最近、引き続きあらわになっているように、このような日本社会で父母が自分の子どもを殴り殺すことぐらいは極めてありふれたことになるしかない。

過去から現在に至るまで、上から下まで社会全体が丸ごと反人権犯罪によって腐り切った戦犯国家の日本は、今も被告席にある。

にもかかわらず、今回、ジュネーブ駐在日本代表部副代表が厚顔無恥にも「人権」だの、何のと言いふらしたのを見れば、極度に堕落し、犯罪化された日本社会の倫理観と政治的・道徳的堕落相の表出以外の何物でもない。

こんにち、日本が現実に顔を背けて誰それの「人権」についてせん越にうんぬんするほど、それは天に唾す行為にしかならないということをはっきり認識すべきである。

日本は、自分の人権囚衣から脱ぐ方がよかろう。---

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