北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、日本の安倍政権に対して「自国のために大勢を正しく見て対朝鮮政策について熟考すべき」と主張する論評を配信した。

米朝首脳会談と南北首脳会談への動きが進む中、安倍政権は北朝鮮に対する圧力の継続を呼びかけ、日米韓で確認したとしている。一方、日本政府内では日本だけが置き去りにされかねないという懸念が出ている。

論評は、「現況に関連して一番不安がっているのは日本である」とし、安倍政権が圧力継続を訴えるのは、「朝鮮半島の情勢悪化で漁夫の利を得てきた島国一族の体質的な悪習の発露として、大勢の流れを逆戻りさせようとするたわいないあがきにすぎない」と指摘した。

また、「対朝鮮問題において『日・米・韓の強力な連帯』と『緊密な共助』を耳にたこができるほどけん伝したが、むしろ返ってきたのは『日本疎外』という深刻な懸念だけである」と強調した。

さらに、「日本の反動層が分別を失って引き続き意地悪く振る舞っていれば、永遠に平壌行きの乗車券を購入できなくなりかねない」と警告した。

その上で、「無駄なあがきをやめて、もっと遅くなる前に大勢に従うのがより賢明な行動であろう」と忠告した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

大勢を知らなければ労して功なしの境遇を免れない 朝鮮中央通信社論評

【平壌3月17日発朝鮮中央通信】最近、急変する情勢の流れにあわてふためいた日本の反動層が対朝鮮制裁・圧迫の雰囲気の鼓吹に必死になって執着している。

7日付の日本紙「ジャパン・タイムズ」は、安倍一味が各々出て対朝鮮圧迫を強化しなければならないだの、制裁が効力を現しているだの、何のとけん伝していることについていちいち列挙し、現況に関連して一番不安がっているのは日本であると指摘した。

故障している蓄音器のように「制裁・圧迫」の繰り言だけをしつこく並べ立てる安倍一味の言動は地域情勢の発展に騒音にしかならない。

これは、朝鮮半島の情勢悪化で漁夫の利を得てきた島国一族の体質的な悪習の発露として、大勢の流れを逆戻りさせようとするたわいないあがきにすぎない。

今まで、宗主の米国が持ち出した「最大の圧迫」政策の遂行で誰よりも先頭に立って狂奔してきたのがまさに、日本の反動層である。

首相、外相など高位政客が総動員して国際舞台で対朝鮮圧迫共助を哀願したし、他国の祝い事にまで現れて朝鮮民族の祝い事になんとしても灰をまき散らすために破廉恥に振る舞った。

しかし、それほど「手間」をかけた対朝鮮制裁・圧迫騒動はすでに、気が抜けて久しい。

誰それの「海上密輸活動」を監視するとして騒ぎ立てていた日本が「負担の共有」だの、「監視分担」だのとして他国を引き入れようとしたが、応じる相手がないのが現実である。

対朝鮮問題において「日・米・韓の強力な連帯」と「緊密な共助」を耳にたこができるほどけん伝したが、むしろ返ってきたのは「日本疎外」という深刻な懸念だけである。

現在まで、「対朝鮮制裁・圧迫」という気が抜けた一言だけを繰り返している日本反動層のざまは、労して功なしの境遇を免れなくなった極度の不安感の表出である。

情勢は、急変している。

今こそ、日本が自国のために大勢を正しく見て対朝鮮政策について熟考すべき時である。

われわれはすでに、日本の反動層が分別を失って引き続き意地悪く振る舞っていれば、永遠に平壌行きの乗車券を購入できなくなりかねないということについて警告した。

無駄なあがきをやめて、もっと遅くなる前に大勢に従うのがより賢明な行動であろう。---

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