北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は14日、署名入りの論評で、米国による独自の北朝鮮制裁について「米国がわれわれを窒息させるために狂奔している」と強く非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

米政府は先月23日、北朝鮮への石油や石炭の海上密輸に関与した計56の海運・貿易会社、船舶、個人を対象とする新たな独自制裁を発表している。

論評では、「米国は、朝鮮半島の情勢緩和に居ても立ってもいられず、なんとしても情勢の流れを逆戻りさせようとあがいている」と指摘、「米国の反朝鮮制裁措置の発表は朝鮮の対外的イメージをダウンさせる」ものと一蹴した。

その上で、制裁措置は「朝鮮半島の情勢緩和を歓迎する国際社会の耳目を朝鮮に反対する方向へ回してみようとする術策以外の何物でもない」と重ねて断じた。

また、米国は「朝鮮半島にまたもや対決の局面を醸成しようとする」とし、「米国の制裁騒動は不法で反人倫的なものとして絶対に正当化されない」と主張した。