北朝鮮の人権問題が注目を浴びる中、同国の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は13日、署名入りの論説を通じ、国際機関で人権が政治化し二重基準になっていると非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

2月26日から始まった国連人権委員会では、政治犯収容所の運営や児童労働など、今年も北朝鮮における人権侵害が重大な議題として取り上げられている。来たる23日には北朝鮮人権決議案が採択される見通しだ。

論評は「帝国主義者こそ人権蹂躙(じゅうりん)の元凶であり、国際社会の厳罰を受けなければならない人権犯罪者だ」としながら、「国連人権理事会をはじめ国際機関で人権の政治化と二重基準を排撃すべきである。特定の国家が裁判官になり得ない」と述べた。

また、「帝国主義者は『人権裁判官』のように振る舞って人権を政治化し、進歩的な国々を選択的に指名攻撃し、圧迫している」と強調した。

これは、「国際社会が北朝鮮を攻撃するための材料として人権問題を利用している」、「人権問題はどの国にも存在する」という、批判をかわすための北朝鮮お決まりの表現パターンだ。

論評ではさらに、「力がなければ強者の翻弄物になって人権を否定する者らに立ち向かって闘うことができず、真の人権を守ることができない」と核武装の正当性を訴えるとも取れる主張を行った。