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去年の大洪水の後も、黄海南北道と平安南道、江原道などの地方で、パラチフスやコレラ、赤痢などが発生した例があり、北朝鮮もその対策に苦心していると伝えられた。去年の8月に中国の丹東に来た黄海南道、海州市の住民の話によれば、“10世帯のうち1世帯が伝染病で苦しんでいた”という。

朝鮮総連の機関紙、朝鮮新報は21日にチャ・チョル中央衛生防疫所副所長の言葉を引用して、“何よりも感染症が流行る根源を無くすための対策を徹底的にすることに力をつくしている”と報道した。

今回の水害も、1995年の大洪水の時の被害を連想させ、伝染病の拡散の可能性が高い。1995年の水害の時も、人々はしばらく汚染した水で暮らした。家ごとに浄水器を設置して、水を買って飲む韓国では想像し難い。