北朝鮮の上水道事業場では、洪水で増した川の水を、水源池に引き上げて給水する。多くの都市では、高い山の頂上に水源池を作っておいて、川の水を引き上げる。
薪もないのに、水を沸かして飲むようにという話だけ
梅雨の時も、このような方法で給水するため、人々はバケツに水をためておいて、沈澱物を沈めた後、その水でご飯を炊いて飲み水として利用した。そのため、ご飯はいつも黄色になった。
90年代の半ば以後、住民たちは集中豪雨の後、水質が悪い水を飲んだため、下痢を伴った赤痢とコレラによくかかった。赤痢は下腹部が痛んで、血がまじった下痢をする、急性の大腸の伝染病だ。