北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は7日、「米国の核の脅しから国家の利益を守るために正々堂々と核を保有している」と主張する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

これは、核保有はあくまで自衛用であるとする「核抑止論」で、自国の核武装を正当化する従来の北朝鮮の立場を繰り返したものだ。

同通信によると、論評は「米国はわれわれに対する核攻撃を政策化しておいて長々数十年間、核威嚇・恐喝騒動を起こしてきた」とし、「世界最大の核保有国である米国に単独で立ち向かってわれわれの体制と民族の運命を守らなければならず、他の選択はあり得なかった」と主張した。

論評ではまた、核兵器を所有することで「米国の有名無名の核攻撃作戦計画を水泡に帰させ、世界で米国の覇権的地位を大幅に弱化させた」点を強調した。

その上で、「核抑止力強化によって、朝鮮半島と北東アジア、ひいては世界の平和と安全は頼もしく保証されることになった」と自画自賛した。