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北朝鮮・平安北道(ピョンアンブクト)朔州(サクチュ)郡にある水豊(スプン)ダムは日本の植民地時代に、満州国政府や朝鮮窒素(現チッソ)により設立された鴨緑江水力発電会社が多額の予算を投入し、鴨緑江に建設した巨大な水力発電所だ。

中朝両国政府が合同で設立した中朝水力発電公司が管理するこの発電所だが、1955年4月に締結された「鴨緑江水力発電所に関する協定」に基づき、発電した電気は両国が半分ずつ使うことになっている。

ところが、外貨不足に苦しむ北朝鮮が、この半分の電気すらも中国に輸出しようとしていると現地のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。