金正恩朝鮮労働党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長ら北朝鮮の高位級代表団が11日夜、平昌冬季五輪に合わせた訪韓を終え、平壌に到着した。朝鮮中央通信が伝えた。
空港では、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を団長とする一行を、金英哲(キム・ヨンチョル)、楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)、李洙墉(リ・スヨン)、李容浩(リ・ヨンホ)、朴永植(パク・ヨンシク)、崔富一(チェ・ブイル)の各氏が出迎えた。
一方、同通信は同代表団がこの日、韓国の文在寅大統領夫妻と共にソウルで行われた北朝鮮芸術団の公演を鑑賞したことを報道。「公演の舞台で、わが芸能人が南朝鮮の歌を歌う時には観衆が歌に合わせて手を振り、共に歌いながらアンコールも求めた」「公演は、観客の絶賛を博した」などとして、その成果を誇示した。
朝鮮労働党機関紙・労働新聞は12日付で、これらの動きを、複数の写真とともに大きく伝えた。