北朝鮮の対南宣伝団体である民族和解協議会(民和協)のスポークスマンは7日、韓国の保守勢力が「極度の反共和国対決狂気を振るってさらに必死になってあがいている」と非難する談話を発表した。

韓国の保守系市民団体「大韓愛国党」は、平昌(ピョンチャン)冬季五輪をきっかけに進んでいる南北対話に反発し、金正恩党委員長の肖像画や北朝鮮国旗を燃やすなどの抗議行動を展開。訪韓する三池淵(サムジヨン)管弦楽団のメンバーらを乗せた貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」号が6日に到着した際には、「北朝鮮に帰れ」などの声を投げかけた。

こうした動きに対して談話は、「『大韓愛国党』をはじめとする極右保守団体のやからこそ、民族構成員としての体裁や知覚は毛頭ない天下にまたといない人間のくず、同族対決に狂い切った癌の塊であることをはっきりと示している」と非難した。

また、韓国政府に対して「われわれの誠意と努力に水を差す無礼非道な妄動が引き続き繰り広げられるように放任している南朝鮮当局の行動は失望を超えて北南関係改善の意志に対する疑心をかき立てざるを得なくしている」と非難した。

その上で、「今からでも気を確かに持って決定的な対策を講じるべきであろう。同族対決に狂って、あえてわれわれの最高の尊厳と体制に挑戦した特大型の挑発者らは無慈悲な懲罰を免れないであろう」と警告した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

民和協の代弁人 同族対決に狂った特大型の挑発者らは無慈悲な懲罰を免れない

【平壌2月7日発朝鮮中央通信】民族和解協議会(民和協)のスポークスマンは7日に発表した談話で、南朝鮮のかいらい極右保守団体のやからが冬季オリンピックの開催が目前に迫ってくるほど極度の反共和国対決狂気を振るってさらに必死になってあがいていることについて暴露した。

「大韓愛国党」をはじめ極右保守団体のごろつきは去る3、4の両日、ソウル駅広場と仁川仙鶴国際アイス・スケート競技場の前で反共和国対決集会を次々と開いて「平壌オリンピックになっていく平昌オリンピックに反対する」と狂犬の群れのように大声で叫びながら、われわれの最高の尊厳の象徴である肖像画と共和国旗、統一旗を引き裂き、燃やす特大型の犯罪行為を各所で働いた。

6日には、わが芸術団を乗せた「マンギョンボン92」号が到着する時刻を待ちながら南朝鮮の各階層が歓迎の人波を成した墨湖港に詰め掛けて「平壌オリンピック反対記者会見」なるものを開いて「アカの船が入って来る」「お前の国に帰れ」と言い散らしてやっきになったあげく、船が埠頭に近づくと、共和国旗と統一旗を燃やす天人共に激怒する悪行をまたもや犯した。

さらに驚愕を禁じ得ないのは、「愛国太極旗運動本部」「太極旗市民革命国民運動本部」をはじめ保守団体のやからが建軍節である2月8日とオリンピックの期間にわが応援団の宿所に予定されたホテルと芸術団の公演場所など江陵の各所で反共和国対決集会を開いてこのような歯ぎしりする妄動を引き続き振るおうとしていることである。

スポークスマンは、これは「大韓愛国党」をはじめとする極右保守団体のやからこそ、民族構成員としての体裁や知覚は毛頭ない天下にまたといない人間のくず、同族対決に狂い切った癌の塊であることをはっきりと示していると糾弾した。

また、問題は日々熟していく北南和解の雰囲気に不安を覚えたトランプ一味が「脱北者」のくずまで抱えて反共和国「人権」謀略騒動に熱を上げていることと時を同じくして保守団体の乱暴が次々と繰り広げられていることであると暴いた。

そして、現事態は北南関係の改善と朝鮮半島の平和をあくまでも阻む統一の敵、同族対決をあおり立てている凶悪な犯罪者が誰なのか、いかにして保守ごろつきの群れの対決狂乱がそれほど険悪な域に至っているのかをあまりにも明白に分かるようにしているとし、次のように強調した。

にもかかわらず、われわれの誠意と努力に水を差す無礼非道な妄動が引き続き繰り広げられるように放任している南朝鮮当局の行動は失望を超えて北南関係改善の意志に対する疑心をかき立てざるを得なくしている。

南朝鮮当局は平和の場であるオリンピックが冷気の漂う対決の場と化し、北南関係に逆流が生じても構わないし、責任がないというのか。

南朝鮮当局は忌まわしい事態が招かれるのを願わないなら、今からでも気を確かに持って決定的な対策を講じるべきであろう。

同族対決に狂って、あえてわれわれの最高の尊厳と体制に挑戦した特大型の挑発者らは無慈悲な懲罰を免れないであろう。---

    関連記事