北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は3日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)創建70周年を記念する8日の閲兵式(軍事パレード)を巡り、韓国メディアや保守野党が「重大な挑発」であるなどと主張していることについて、「同族の慶事に対するせん越で破廉恥なたわごと」と非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、聯合ニュースと朝鮮日報、中央日報、東亜日報、自由韓国党の金成泰院内代表と正しい政党の劉承旼代表、河泰慶最高委員らを名指しして非難。

さらに、「問題は、南朝鮮当局が北南関係改善の流れを阻もうと極悪な対決妄動に執着しているかいらい保守一味の顔色をうかがい、曖昧で、優柔不断な態度を取っていること」だとして、韓国政府にも非難の矛先を向けた。

そのうえで、韓国政府がそのような態度を続ければ「冬季五輪の成功にも影を落とす結果しかもたらさない」として、平昌冬季五輪への参加撤回をちらつかせ、南北対話に期待をかける韓国の文在寅政権にゆさぶりをかけた。

同通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 南朝鮮のかいらい保守一味は同族の大事に対するせん越で破廉恥なたわごとを直ちに中止すべきだ

【平壌2月3日発朝鮮中央通信】3日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、南朝鮮で共和国の建軍節(2・8)記念行事に対してどうのこうのとけなし、同族の大事に水を差す不穏当な詭弁(きべん)がむやみに吐かれていることを暴露した。

「聯合ニュース」と「朝鮮日報」「中央日報」「東亜日報」をはじめとするかいらい保守メディアは、去る1月中旬から「北が人民軍創建70周年に際して大規模の閲兵式を準備している」「核武装を完成したという政治的効果を極大化しようとする意図である」と意地悪なほらを毎日のように吹きはじめた。

「自由韓国党」院内代表の金成泰、議員の金容兌、スポークスマンである張済元、鄭泰沃、「正しい政党」代表の劉承旼、最高委員の河泰慶をはじめ保守野党一味の妄言も度合いを超えている。

同紙は、かいらい保守一味がわれわれの建軍節記念行事に対していわゆる「挑発」だの、核兵器宣伝場だの、戦争準備だの、直ちに中断すべきだのと悪態をついているのは実に驚愕を禁じえなくしていると糾弾した。

また、諸般の事実は親米事大と同族対決に狂ったかいらい保守一味がどんなに幼稚で狭隘かつ拙劣な人間のくずであり、醜悪な逆賊の群れであるのかを余地もなく告発しているとし、次のように強調した。

問題は、南朝鮮当局が北南関係改善の流れを阻んでみようと極悪な対決妄動に執着しているかいらい保守一味の顔色をうかがって曖昧(あいまい)で、優柔不断な態度を取っていることである。

もし、南朝鮮当局が民族の志向と大勢の流れに逆行する反統一保守勢力の無分別な対決妄動を黙認し続けて優柔不断な態度を取るなら、冬季オリンピックの成功裏の開催に影を落とす結果しかもたらさず、その責任はかいらい保守一味と共に南朝鮮当局が負うことになるであろう。

かいらい保守一味は、わが千万軍民の鋭い憎悪と全民族の憤怒を直視し、同族の大事に対してでまかせにしゃべるせん越で破廉恥なたわごとを直ちに中止しなければならない。--

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