北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は1日、南北対話が進む中、米国が「朝鮮半島地域に大規模の武力を移動させている」と非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

米軍は、韓国で来月9日から開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪期間中に原子力空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島周辺に展開すると発表している。同紙は先月25日にも、米軍の動きを非難していた。

論評は、米国は「核戦争の雲を引き寄せることによって、自分らこそこの地球上に存在してはならない平和の極悪な敵、戦争狂であることを自らさらけ出した」と指摘した。

また、「米国が軍事的選択案を公開して狂気を振るっているが、朝鮮は眉一つ動かさない」とし「何をもってしても壊せない一心団結の国、強力な核打撃手段を備えたわれわれを併呑するというのは、実に愚行である」と述べた。

さらに、「もし、米帝がまたもやこの地に戦争の火をつけるなら、終局的に滅亡するであろう」と強調した。

その上で、「その時になって、誤って選んだ時間に誤って選んだ場所で誤って選んだ相手と誤った戦争を行ったと苦い告白をする者もいなくなるということを米国ははっきりと銘記すべきである」と威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 米国は平和の極悪な敵、戦争狂

【平壌2月1日発朝鮮中央通信】1日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、全世界が冬季オリンピックの成功裏の開催のための北南間の会談を歓迎している時に、米国はそれに背ちして朝鮮半島地域に大規模の武力を移動させていると糾弾した。

同紙は、平和の象徴である鳩が飛ぶべき朝鮮半島に米国は核戦争の雲を引き寄せることによって、自分らこそこの地球上に存在してはならない平和の極悪な敵、戦争狂であることを自らさらけ出したと主張した。

また、米国が軍事的選択案を公開して狂気を振るっているが、朝鮮は眉一つ動かさないとし、次のように強調した。

何をもってしても壊せない一心団結の国、強力な核打撃手段を備えたわれわれを併呑するというのは、実に愚行である。

平和に対する世界の志向と念願に逆行して朝鮮半島の情勢を意図的に激化させる米国の核戦争挑発策動を断固と粉砕するという千万軍民の意志は確固たるものである。

相手を知らず、自分も知らなければ必ず敗北する。

もし、米帝がまたもやこの地に戦争の火をつけるなら、終局的に滅亡するであろう。

その時になって、誤って選んだ時間に誤って選んだ場所で誤って選んだ相手と誤った戦争を行ったと苦い告白をする者もいなくなるということを米国ははっきりと銘記すべきである。---

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