「市場になんか行かなくたっていくらでも商売できる。自力更生は我々の命だ」(現地の商人)

商人たちは、市場に行かず自宅で商売することで取り締まりを逃れている。このような営業形態は売台(ワゴン)家と呼ばれている。町の人々は、町内の誰がどんな商売をしているか知っているため、売台家を訪ねて買い物をするという。氷点下35度の厳しい寒さが続いていることもあり、寒い青空市場より暖かい屋内で商売するほうがよっぽど楽だ。

しかし、当局はこのような売台家を目の敵にしている。未登録営業であるため、市場の使用料収入が減るからだ。

北朝鮮で安全に商売するには、市場使用料を支払って市場の売台(ワゴン)を借りて営業する方法と、店舗、道端のプレハブなどに国の機関、国営企業などの名義を掲げて営業する方法の2種類がある。

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