北朝鮮の朝鮮―アジア協会なる団体のスポークスマンは25日、朝鮮中央通信の質問に答える形で、ベトナムで開かれた第26回アジア・太平洋議員フォーラム(APPF)で北朝鮮の核に関する決議が採択された事に対して、看過できないと非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

APPFはベトナムの首都・ハノイで、18日から20日にかけて開催された。スポークスマンはフォーラムで採択された決議が「核強国であるわれわれの『核放棄』を云々した」とし、「米国によって生じた朝鮮半島の核問題の根源に故意に顔を背け、尊厳あるわが共和国と国際社会を対峙させようと狂奔する米国の対朝鮮敵視政策をそのまま踏襲したものである」と指摘した。

また、「米国の対朝鮮敵視政策に便乗してつくり上げられたこのように不純な『決議』は、初歩的な政治的感覚と情勢分析能力もないつまらないほらにすぎない」と述べた。

さらに、「わが国家の核武力は、アメリカのいかなる核の威嚇も粉砕し、対応することができ、アメリカが無謀な火遊びをできないように制圧する強力な抑止力である」と強調した。

その上で、「わが共和国は今後も、並進の旗印を高く掲げて平和を愛する責任ある核強国として正義かつ平和な新世界を建設するために極力努力するであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮―アジア協会の代弁人 朝鮮半島の緊張激化をあおり立てる行為に便乗してはならない

【平壌1月25日発朝鮮中央通信】朝鮮―アジア協会のスポークスマンは、最近、ベトナムで行われた第26回アジア太平洋議会フォーラム会議で「朝鮮半島の平和に関する決議」が採択されたことに関連して25日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、ベトナムで行われた第26回アジア太平洋議会フォーラム会議で「朝鮮半島の平和に関する決議」なるものが採択された。

看過できないのは、「決議」がわれわれの自衛的措置を朝鮮半島の安定、そして北東アジアと世界の平和を脅かす重大な挑発行為に罵倒し、名実相伴う核強国であるわれわれの「核放棄」を云々したことである。

「決議」は、米国によって生じた朝鮮半島の核問題の根源に故意に顔を背け、尊厳あるわが共和国と国際社会を対峙させようと狂奔する米国の対朝鮮敵視政策をそのまま踏襲したものである。

最高指導者金正恩委員長の崇高な民族愛と愛国・愛族の統一意志、平和守護の大勇断によって朝鮮半島の平和と安全、民族の和解と団結を成し遂げるための雰囲気がつくり出されている中、米国の対朝鮮敵視政策に便乗してつくり上げられたこのように不純な「決議」は、初歩的な政治的感覚と情勢分析能力もないつまらないほらにすぎない。

わが国家の核武力は、アメリカのいかなる核の威嚇も粉砕し、対応することができ、アメリカが無謀な火遊びをできないように制圧する強力な抑止力である。

われわれは、朝鮮半島の平和と安全を破壊する行為に対しては断固と対応していくであろう。

会議の参加者は、誰が朝鮮半島平和破壊の主犯であり、誰が真に地域と世界の平和と安全を守るために誠意ある努力を傾けているのかをはっきりと見分けるべきであろう。

朝鮮半島の平和と安全保障に本当に関心があるなら、朝鮮半島の緊張激化を故意にあおり立てる行為に便乗してはならず、行動において熟考すべきであろう。

わが共和国は今後も、並進の旗印を高く掲げて平和を愛する責任ある核強国として正義かつ平和な新世界を建設するために極力努力するであろう。---

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