そのことは、朴槿恵前大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の娘が、名門大学に不正入学した疑惑が浮上したことに怒った多くの若者が立ち上がったことが、後に100万人規模の抗議デモへと繋がったことにも表れている。
今回のケースでは、韓国の女子アイスホッケーチームは努力してオリンピックの出場権を獲得したのに、そこに北朝鮮が割り込んできたことは公平であると若者の目に映ったようだ。
また、李洛淵(イ・ナギョン)総理の「韓国の女子アイスホッケーチームはメダルに手が届かない。オリンピックに出て1〜2回勝つのが当面の目標で、北朝鮮の選手と共にプレーすることを韓国の選手も受け入れている」などという発言が、世論悪化を煽ったものと思われる。李総理は謝罪に追い込まれた。
これは、北朝鮮や統一についての考え方が世代によって大きく異なることが背景にある。