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生徒たちが1年で一番楽しみにしているのは、やはり長期休暇だろう。学校教育からの解放感、長い間、頭の中で寝かしていただけの計画を実践に移すことができる絶好の機会が、まさに長期休暇だ。

特に、最近のように蒸暑い夏休みは、海に行くのがおきまりだ。韓国では休みを迎え、語学研修に行くのも流行っている。子供たちのための‘サッカー教室’や‘韓国の舞踊’など、様々なキャンプも生徒たちを待っている。

ところで、北朝鮮の生徒たちはどのような夏休みを送っているのだろうか。

北の生徒たちの休みは、夏と冬にある。春休みはない。冬休みは1月から始まる。小学校は2月16日(金正日の誕生日)まで、中学校(中、高等学校)や大学は1月末までだ。大学の休みは韓国よりも1ヶ月ほど短い。夏休みは8月だ。

北朝鮮の生徒たちは休みの日も忙しい。午前は団体体操、革命史跡地や革命戦跡地の掃除などがあり、村や区域ごとに用意されている学習班の勉強に参加しなければならない。

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午後には自由時間がある。また、週1回ずつ社会主義労働青年同盟や少年団で開かれる生活総和に参加しなければならないから、休みでも自由時間は多くない。

移動の自由が制限されていて、家族と海に旅行に行くなど、夢にも見られない。