北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は28日、署名入りの論評で韓国の文在寅政権が国連安全保障理事会が採択した制裁決議を歓迎し支持すると表明したことに対して「挑発的妄動」と非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
国連安保理は22日午後(日本時間23日未明)、北朝鮮が11月に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、同国に対する追加制裁決議案を全会一致で採択。文政権は23日、制裁決議を歓迎し支持すると表明した。
論評は、文政権が「制裁決議」をつくり上げるために、「先頭に立って奔走した」とし、「発表されるやいなや『支持歓迎』するだの、『核放棄のための制裁決議』だのという間抜けなほらを吹いた」と指摘した。