北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は21日、朝鮮中央通信の質問に答える形で、「われわれはいかなるサイバー攻撃問題とも全く連関がない」と主張した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

米国は今年5月に世界各地の病院や銀行などに被害をもたらしたサイバー攻撃に北朝鮮が関与していたとしている。

一方、報道官は、「すでに数回にわたって明白に言明したように、われわれはいかなるサイバー攻撃問題とも全く連関がなく、そのため米国のとんでもない主張にいちいち対応する必要さえ感じない」と、関与を強く否定した。

つづけて、「米国がサイバー攻撃問題をもってあえてわが国家に直接言い掛かりをつける妄動を振るっていることに対しては絶対に黙過できない」と反発した。

また、「核問題、『人権問題』をもって言い掛かりをつけたことにも足りず、サイバー問題においてまでわれわれを『犯罪国家』に罵倒して対朝鮮制裁・圧迫雰囲気を醸成しようとするのがまさに、米国が狙う基本下心である」と指摘した。

その上で、「われわれは、米国の無分別な反共和国策動を絶対に許さず、わが国家と体制を守るためにすべてを尽くすであろう」とし、「米国の反共和国謀略策動に無鉄砲に便乗している一部の国々にも注意を喚起する」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人 サイバー攻撃問題をもって反共和国対決を鼓吹する米国を糾弾

【平壌12月21日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、米国がサイバー攻撃問題をもってわれわれに言い掛かりをつけていることに関連して21日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、米国が国際的に大きな物議をかもし出したサイバー攻撃事件をわれわれと無理やりに連関させて国際的な反共和国対決を鼓吹している。

あらゆる社会悪の根源であり、世界的なサイバー犯罪国家である米国が何の科学的な証拠資料もなしに、無鉄砲にわれわれに言い掛かりをつけるのは、われわれに対する体質化された拒否感の表れとしかほかに見られない。

すでに数回にわたって明白に言明したように、われわれはいかなるサイバー攻撃問題とも全く連関がなく、そのため米国のとんでもない主張にいちいち対応する必要さえ感じない。

しかし、米国がサイバー攻撃問題をもってあえてわが国家に直接言い掛かりをつける妄動を振るっていることに対しては絶対に黙過できない。

これは、われわれの国家核戦力完成の大業成就によって窮地に陥った米国が尊厳あるわが共和国のイメージに泥を塗り、われわれを「悪魔化」して国際社会をわれわれと対峙させようとする重大な政治的挑発であり、わが体制と政権に対する正面切っての挑戦である。

最近、米国がわれわれに反対する超強度「制裁決議」採択のために東奔西走している時に、サイバー攻撃問題でわれわれに言い掛かりをつけた目的がどこにあるかということは火を見るより明らかである。

核問題、「人権問題」をもって言い掛かりをつけたことにも足りず、サイバー問題においてまでわれわれを「犯罪国家」に罵倒して対朝鮮制裁・圧迫雰囲気を醸成しようとするのがまさに、米国が狙う基本下心である。

朝鮮半島情勢が核戦争か、平和かという岐路に立っている時に、トランプ行政府がわれわれに反対する謀略のほらまで吹きながら極端な対決の雰囲気を鼓吹しているのは、朝鮮半島の情勢激化の主犯としての自分らの正体をさらにことごとくさらけ出すだけである。

われわれは、米国の無分別な反共和国策動を絶対に許さず、わが国家と体制を守るためにすべてを尽くすであろう。

この機会に、われわれは米国の反共和国謀略策動に無鉄砲に便乗している一部の国々にも注意を喚起する。---

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