北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は20日、日米韓が「侵略的な3角軍事同盟の形成と強化のためにやっきになっている」と非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

日米韓は11日と12日の2日間にかけて、北朝鮮による弾道ミサイルの発射に備えた訓練を行った。北朝鮮外務省は15日に発表した談話で訓練に対して「重大な軍事的挑発」と反発していた。

論評は、こうした動きに対して、「米国とその追随勢力が共和国の『核・ミサイル威嚇』にかこつけて侵略的な3角軍事同盟の形成と強化のためにやっきになっているということがより明白になった」と主張した。

また、「米国が国際社会の一様な懸念にもかかわらず、朝鮮半島で軍事的対決政策に狂奔しているのはこの地域で軍事的覇権を維持、強化してアジア太平洋支配戦略の遂行に有利な条件を整えるためである」と述べた。

さらに、「力に余る潜在的ライバルとの軍事的対決で決定的優位を占め、アジア太平洋地域での支配権の確立を達成するには3角軍事同盟を構築すべきだというのが米国の下心である」と指摘した。

つづけて、「特に重大なのは、米国が3角軍事同盟が遂行すべき重要な戦略的任務の一つにわが共和国に対する軍事的圧殺を掲げていることである」と強調した。

その上で、「われわれは、国の自主権と民族の尊厳、朝鮮半島と地域の平和のために強力な対応措置を取っていくことによって米国とその追随勢力の頭上に鉄槌を下すであろう」と威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙 朝鮮は米国の軍事的対決騒動に強力な対応措置を取っていく

【平壌12月20日発朝鮮中央通信】先日、戦略爆撃機B1Bとステルス戦闘機F22ラプター、F35などの戦略資産を大量投入して米国・南朝鮮連合空中訓練を行った米国は続けて日本、南朝鮮と共にミサイル警報訓練を行った。

敵は今回の合同軍事演習がロケット追跡、情報交換など3者の相互協力の強化に目的を置いているということを隠していない。

20日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、これによって米国とその追随勢力が共和国の「核・ミサイル威嚇」にかこつけて侵略的な3角軍事同盟の形成と強化のためにやっきになっているということがより明白になったと主張した。

同紙は、米国が国際社会の一様な懸念にもかかわらず、朝鮮半島で軍事的対決政策に狂奔しているのはこの地域で軍事的覇権を維持、強化してアジア太平洋支配戦略の遂行に有利な条件を整えるためであると暴露し、次のように指摘した。

米国は、アジア太平洋支配戦略遂行の必須の要素の一つに日本と南朝鮮のかいらいを網羅する3角軍事同盟を取り上げている。

力に余る潜在的ライバルとの軍事的対決で決定的優位を占め、アジア太平洋地域での支配権の確立を達成するには3角軍事同盟を構築すべきだというのが米国の下心である。

特に重大なのは、米国が3角軍事同盟が遂行すべき重要な戦略的任務の一つにわが共和国に対する軍事的圧殺を掲げていることである。

米国がわれわれの自主権と生存権、発展権を強奪するために血眼になってのさばっている状況の下で、それを制圧するための他の方途というものはあり得ない。

われわれは、国の自主権と民族の尊厳、朝鮮半島と地域の平和のために強力な対応措置を取っていくことによって米国とその追随勢力の頭上に鉄槌を下すであろう。---

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