金正恩氏がここまで徹底して交通を遮断させるのは、米軍の斬首作戦を恐れているからに他ならない。
(関連記事:金正恩氏、部下の車を「自分のトイレ」に改造か…米軍の「斬首作戦」恐れ)問題は交通だけにとどまらない。現地から電話を何度もかけても「故障中」というアナウンスが流れるだけで、全く繋がらなかったというのだ。急に連絡が取れなくなり、家族や知人はさぞかし心配したことだろう。
交通と通信がもとに戻り、金正恩氏がやって来ていたことが知られるようになったのは今月4日に入ってからだが、まだまだ事情を知らない人も多いという。それもそのはず、金正恩氏の訪問とは関係なく停電が続いているため、テレビを見られないからだ。