1979年から、自国に従順でない国々に「テロ支援国」のレッテルを貼り付けている米国は、自国の圧力に屈したイラクとリビアをリストから削除する劇を演じ、わが国に対しても1988年に貼り付けたレッテルを2008年10月に削除したことがある。

あらゆるテロの元凶である米国が自国内でのテロも防げない分際で、「国際テロ裁判官」にでもなるかのように他の主権国家に「テロ支援国」のレッテルを貼り付けたり、削除したりすること自体が理に合わず、世界の平和と安全に対する愚弄である。

米国の「テロ支援国」指定劇は自国に屈従しない自主的な国々を「悪魔化」して孤立、圧殺するための国際テロの最も凶悪な手口として、世界の平和と安定を願う人類の念願を冒とくする極悪非道な反人倫的蛮行である。