ヨーロッパの国々のうち、シェンゲン協定に加盟している26カ国はそれぞれの国民に対し、出入国審査なしに自由に出入国する権利を認めている。その自由は、域外から加盟国を訪れた外国人も享受できる。つまり、フランスに入国した日本人は、出入国審査を受けなくても、大西洋に突き出したポルトガルのロカ岬から、北極海に面したノルウェー北部まで行けるということだ。

一方の北朝鮮は、国内移動の自由すらなく、海外旅行など夢のまた夢だ。その例外と言えるのが、中国への親戚訪問を認める「私事旅行」と呼ばれるものだ。

最近になって、その手続きが楽になり、中国を訪れる人が増えていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。