EU各国は、核兵器と弾道ミサイル開発を進める北朝鮮に対して制裁を強化することで合意した。
28のEU加盟国は16日、ルクセンブルクで開かれたEU外相会議で、核開発の資金源を断つことに焦点を合わせた対北朝鮮独自制裁案を採択した。
今回強化された制裁ではまず、加盟国による対北朝鮮投資を全面禁止している。従来の核関連産業、鉱山、金属、製油などに対象を絞った制裁から、包括的なものに切り替えた。次に、原油と石油製品の輸出を全面禁止した。
また、難民資格を持つ脱北者を除く北朝鮮労働者の雇用許可の更新も禁止した。