これは、北朝鮮当局が労働者から搾取した賃金を本国に送金し、核開発の資金として流用することを断つことが目的だ。
モゲリーニ外交安全保障上級代表(外相)は、「制裁で北朝鮮への経済的、外交的圧力を最大限にする」と述べた上で、今回の制裁が世界で最も厳格なものであることを強調した。
また、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と今週中に会談し、核拡散防止と軍事的緊張のリスクの緩和について話し合う予定だと明らかにした。制裁強化で核兵器に使われる資金を断つと同時に、関係各国と連携して、北朝鮮を対話の場に導き出すということだ。