米国務省高官がアンゴラなどアフリカ諸国に対して、北朝鮮との関係を断つことを促したと米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。
南アフリカとアンゴラを訪問中のトーマス・カントリーマン米国務次官補(国際安全保障・不拡散担当)は、VOAの取材に「アフリカ諸国は、北朝鮮の核の脅威を避けたければ、ウガンダのように北朝鮮の金づるを断ち切るべきだ」と述べた。
冷戦時代に援助
また、「北朝鮮の脅威は決して遠くにあるわけではない」「世界は深刻な衝突のおそれが最も高い状況に直面しており、70年ぶりに核兵器が使われる可能性が高い」としながら、「この状況をすべての国が深刻に受け止めるべきだ」と述べた。