北朝鮮の首都・平壌は朝鮮労働党第7回大会(5月6日)を控えて、事実上封鎖され、厳戒態勢に入った。冠婚葬祭禁止令が出されるなど、市民生活に支障が出ていると、韓国の聯合ニュースが伝えた。
対北朝鮮情報筋によると、最近に入って当局から「冠婚葬祭を禁じる」という指示が下されたという。平壌市内では、結婚式、還暦の祝いだけでなく、葬式もできない状況に陥り、市民は嘆きの声を上げている。
当局は3月に結婚式などの祝い事を当分の間禁じる指示を下しているが、今回は葬式にまで規制がかかり、そのレベルが上った形だ。