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韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は、2日の国連人権理事会で演説。「自国民保護の責任を果たさない北朝鮮当局はすべての責任から逃れられない」と警告しながら北朝鮮の人権侵害について批判したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

RFAによると、尹外相は欧州議会が1月に採択した対北朝鮮決議を引用し「北朝鮮で行われている反人道犯罪に最も責任が重い者の処罰が行われるように、国際社会が具体的な行動に乗り出すように促した」と強調した。

また、悪化の一途をたどっている北朝鮮の状況は、国際社会の平和と安保に対する脅威となっていると指摘しながら、「国際社会が人権と人道主義精神を増進するために努力しているにもかかわらず、北朝鮮だけは『人権のブラックホール』にいる」と述べた。